もし、ハウスメーカーや工務店が、
住み手の皆さんのことを本当に真剣に考えているなら
どんな住宅を提案するでしょうか?
デザインの良し悪しは主観的なものや好みもありますが
客観的には少なくとも
「快適で地震にも強く、長持ちして、健康にも良く、財産になる…」
ということようなことを考えるはずですよね?
日本の住宅産業の考え方は、
どうなっているのかご存知でしょうか?
工務店やハウスメーカーが考える住宅とは?
ひとことで言えば、「クレームのこない儲かる住宅」ということです。
クレームがあると、対応に費用が嵩み利益が減ります。
1 いかに安く造るか
2 いかに見栄え良く造るか
3 いかに簡単に造るか、
4 どんな職人が造ってもクレームにならない工事方法や仕様
一見、良いように思えますが、造る側の立場、売る側の立場で住宅
を考えていることで、住まい手にとっては不利なことや、
住んでから問題を抱える原因になっています。
先ほどの
「長持ち」
「健康面」
「耐震性」
「断熱性」
「家は財産」
というようなことは、実は軽視されているのです。
もし、優先されていれば、
現在の住宅のような設計、造り方、仕様、仕上げにはなりません。