東北大震災は、日本中が衝撃を受け続けました。
その時間は、横浜市の依頼で、耐震診断を受けた人に耐震回収の内容や、補助金制度の説明を
行っているときでした。耐震強度の数値が0.2だったので、その方は、かなり心配していましたが
「震度5までは、大丈夫ですから」と安心させていたときでした。
かなり揺れるので、「外を見てみましょう」と外へ出ると、電信柱やその電線が揺れていました。
説明が終わって、事務所に戻ると、スタッフみんなは事務所のビルの外に出ていていました。
事務所に戻ってみると、本棚の上部の物が落ちていました。
電車が止まっているとのことで、車2台に分かれて、すぐにスタッフを早退させ家まで送ることにしました。
私は都内まで送りましたが、あまりの渋滞でガソリンが無くなったらどうしようかと
そのことを気にしながら運転をしていましたが、早めに出たので無事往復できました。
後日、調査の内容や被害状況が伝わり、現場の確認にも行きましたが
この震災は、津波の被害が甚大で、建築士として、どういう住宅にすれば守れるかがわからず