横浜 注文住宅の住宅設計監理
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更新年月日:2024年3月1日

お住まいになった方の声 新築その7

東京都渋谷区 K.H 様 から頂いた

ご入居6年後のコメント

 *施主として伝えたいこと *


清水先生の設計・施工監理のおかげで大変満足する我が家を手に入れることができ、完成・入居から5年8か月が経ちますが、何ら不満もなく、毎日快適な生活を送っております。


清水先生と共に住宅建設 を行った約1年6カ月を振り返ってみると、清水先生のポリシーというか立ち位置が、合理的なコストで良質かつセンスの良い住宅建築をサポートするということであり、常に我々施主の最大限の利益の ために、素人である我々と建築会社との間で必要に応じ、

「助言」、「提案」、「指導」、等を行う アドバイザーの役割を演じられたというところにあると感じました。


したがって、上述のような満足感を得るのは当然と言えば当然なのかもしれませんが、世の中、清水先生のようなプロフェッショナルな方ばかりではないというのも、一方で現実ですので、清水先生との出会いは、大変、幸運なこと であったと思っています。


*清水先生との出会い*


建築条件付きの土地を購入し、購入先である建築会社の設計担当者から、契約後6ヶ月間にわたりさまざまな提案を頂きました。


しかし、残念ながら、我々の要求に答えることができず、彼らの設計力、 技術力に妥協を余儀なくさせられるような不本意な設計図をいくつも見せられてきました。

つまり、 我々の希望・要望に対して、「無理です、できません」の連発でした。


結果、注文住宅による満足のいく住宅建築そのものをあきらめていた、そのような折、2002年10月頃、友人の紹介で清水先生に会い、これまでの経緯をご説明しました。


その際、感じたことは、清水先生は我々の要求・希望に対し て解決策を持ってらっしゃるという点、それと、なぜそれが可能かということをわかりやすく説明される姿勢を示されている点、でした。


そして、購入先の建築会社とは、契約を白紙に戻し、清水先生と住宅建設を進めていこうと決心しました。


*我々の提案*


まだ見ぬ家にどのような思い、要望があるのか、清水先生ときちっとしたコミュニケーションをする

ことが大切だと考えていたので、当時住んでいたマンションにお越し頂き、気に入っているところ、そうでないところ、その理由、また、所有する骨董、絵画、絨毯、家具等、すべて見ていただきまし た。


同時に、我々の方から以下のような希望事項をご説明いたしました。


1. 設計いただく上での基本コンセプトは、「光と風」をイメージ

2. 高く、傾斜のついている天井があるリビング及び特徴ある出窓(雑誌の切り抜きを示しつつ) をリビングに設ける

3. リビングからは独立したダイニングを希望するが、そのダイニングからリビングでくつろぐ

家族の気配を感じられるような造り

4. 家全体で最低必要な部屋数、及び、大きさ

5. 耐震・耐久性・断熱性

6. 収納力

7. 防犯への配慮

8. わくわくどきどきするような適度な「空間的演出」


*清水先生のご提案*


2度目のご提案で「参りました」という感じでした。正直言って、想像をはるかに超える内容で、

はや くこの家に住みたいと思いました。

我々の希望事項はすべて満たされた上で、空間的な演出部分について素晴らしいご提案を頂きました。

しかも、基本コンセプトに忠実で、我々にとっては、まさに一つの完成された芸術品をイメージするようでした。

具体的には、以下のようなところだと記憶してい ます。


1. 玄関部分が地下になるため、玄関へのアプローチ及び玄関内側に設けられる採光部分

2. 地下から2階まで続く階段に天井部分から十分な光と風を取り入れることができる天窓

3. トップライトから光、風を取り入れることができる地下室にあるシャワールーム

4. 家の中心に位置し、演出上重要な位置を占めるおしゃれな階段

5. 一方を階段、他方をライトコートに位置し、まさにどきどきしながら「渡る」という感覚で造られる

最上階にあるリビングとダイニングをつなぐ床(夜は間接照明で照らされる)

6. 希望通り、空間的には独立しているが、調和のとれた個性あるリビングとダイニング

7. 小屋裏収納に設置する天窓、その下にある階段踊り場に続く光採り

8. リビング、ダイニングに設置したトップライト


*家づくり*


年末までには基本設計ができましたが、その後は、建築会社を選定しなくてはいけません。

土地を購入した建築業者のことがあったので、言うまでもなく業者選定には慎重になりました。

技術力、コスト競争力、信用力がある会社という基準で数社ご紹介いただきました。

実際、すべての会社 から見積もりを取りしましたが、清水先生と相談し、コスト的には中位の見積もりを提出した会社に 決定しました。


この建築会社とは、当然のことながら、完成後もずっと付き合いを続けていますが、信用、信頼維持に努める姿勢に接するたびに、最終選定における清水先生のアドバイスは的確だと感 じています。


また、相当難易度が高い工事になることが予想されるため工事期間が予定よりも長引く リスクがあり、それは、当時賃貸マンションに住んでいた私の利益に反することになるため、建築会 社との契約に際してこの問題に対処するために適切なアドバイスをいただきました。


玄関ホール・リビングの収納家具、キッチン、シャワー・ルームやトイレの洗面台、お風呂等、ほとんどのものがカスタムオーダーなため、内装や仕様の詳細を決める打ち合わせは数え切れないほど行 いました。


お忙しい中、99%の打ち合わせには、清水先生に同席いただき、目の肥えたプロの目で 一つ一つの仕様を確認頂きました。

また、同席願っているだけで、本当に安心しました。


さらに、重 要な空間についての細部のデザインについては、清水先生にご提案頂きました。

例えば、玄関に続く アプローチについて、京都の町屋の路地というイメージは我々の念頭にあり、

アプローチの通路部分 は我々の方で決めることができました。


しかし、天井をどのようにするのか、全くイメージがなかっ たところ、

赤黒っぽい竹を組んだ天井部分をご提案頂きました。非常に気にいっている部分です。

ま た、ほとんどの部分がオーダーであるために、建築費がかさみがちになるところ、

要所要所でコスト 低減のご提案、ご助言をいただきました。


ここでのコスト低減策というのは、質は妥協せず、コストを下げるということなので、

本当に価値のあるコスト低減策だと感謝しています。


7月に工事が着工され、完成した翌年の4月まで、清水先生には頻繁に現場を訪れていただきました。

その度に、清水先生がチェックしていただき、

また、必要に応じ現場に工法等について指示を出していただいたおかげで、

手抜き工事ということとは全く無縁の設計図に忠実な家が完成しました 。


また、設計段階では、南側に位置する隣家のどのあたりから陽が差し込むかということが

必ずしも把握できているわけではなく、現場に足を運ばれている中で、

清水先生のご判断で設計図にはなかった 窓をダイニングに設けていただきました。

この窓のおかげで、朝から明るいダイニングを実現できています。


*最後に*


清水先生と共に取り組んだ家づくり、本当に楽しみました。


イエス、ノーがはっきりしており、

ノー と言われても常に代替案が提示される。

僭越ですが、プロの方と仕事をするというのはこういうテンポだなと思い、


本当に気持ちがよかったです。

将来、再度、家を建てるときは、間違いなく、清水先生にお願いするでしょう。


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K・H  東京都渋谷区 …

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※メールで頂いた原文です。


☆  清水です。住所や氏名まで公開可のコメントのメールを頂き、

どうもありがとうございました。住所は途中でカットしておきます。

ご夫婦とお会いしてから7年以上が経ったということですね。

        

設計部のあるしっかりした建築会社の設計ということで図面を拝見して、H様から「この設計、どう思います?」と質問をされ、「これだけの家なのに面白さがないですね…」と私が正直に答えてしまた。

「そう。要望はみんな満たしているのですが、これで本当に良いのかと…」

そういった会話から、私がプランを考えることになりました。

        

ご提案は、2回目ではなく最初のプラン提案で決まった記憶があります。

プランだけでなく実施設計も監理も行うことになったのは、

その建築会社が私のプランが難しくてできないと答えたからですが、そのおかげで、結局すべて私が行えることになりました。

私と同様に、家創りの過程を楽しんで頂けて良かったです。

 

ご引越し後、何度かお伺いし、丁寧にお住まいになっている様子がわかりますし、お嬢様が建築学科へ進まれたとお聞きして大変嬉しかったです。


私自身も思い入れの強い住宅です。

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