大手ハウスメーカーと違ってアフターなど本当に大丈夫なの?
まず、大手ハウスメーカーのアフターサービスについてですが、過去の多くの経験からミタス一級建築士事務所では、必ずしも満足しておりません。但し、確かに工務店などではひどいところはありますし、アフターが悪いどころか、倒産する場合もあるのですから、何もわからない素人が直接頼むには、大手のハウスメーカーの方が割高でも無難ですし、お薦めできます。

満足していない理由は、完成して引渡しが終わると、ハウスメーカーを初め大きな組織のところは、完全にアフターサービス部門に移ってしまいます。アフターサービス部門は、大きな企業ほど独立採算制で、一軒に付きいくらと費用が決まっていて、その金額を越えるアフターが生じる場合は、社内で稟議を上げて請求することになります。稟議が上がることは企業にとっては望ましいことではありません。また、アフターサービス担当者は、いかに多くの軒数を担当してこなしていくかが評価につながります。簡単に済ませて、次から次へとこなしていく人が企業に貢献していることになりますから、評価されるのは、企業から見れば当然でしょう。

そのため、アフターサービスに来て、いくつか要望を述べても、その場で簡単にトライしても直らない場合は、何となくそのまま、次回まで様子をみてくださいというケースが多く、忙しいアフターサービス担当者ですからそのうち無し崩しになることがあります。

小さな工務店で、しっかりしたところは、担当者はいつまでたっても担当者です。アフターサービス部門や営業なんていない場合も多いです。現場監督が担当者であったり、社長が担当者であったり、家族であったりします。ですが、そういうところで良心的なところは、本当に素早くよく対応してくれます。

新潟に夢ハウスという会社があります。現在はフランチャイズ制で全国にありますから、フランテャイズのところは別にして、この新潟の夢ハウスの社長は、「アフター期間?そんなものは、家の調子が悪くなって造る側の責任だったら、いつまでも建ってる限り対応するのが当たり前だ」とおっしゃっていましたが、そういう対応や考え方は、オーナー社長だからこそできるもので、大きな企業では不可能です。

ミタス一級建築士事務所でも、大きな企業に依頼したり、小さな工務店にお願いしたりしていますが、その工務店が将来潰れてしまっているかもしれないというリスクは考えています。そういう可能性を感じる場合は、第三者保証を付けることを前提に工務店を選択しています。これは、10年間、構造体や雨漏れがあったときに、工務店に何かあっても第三者が保証してくれるものです。若干費用が掛かりますが、セットで要求しています。

構造体に関しては、ミタス一級建築士事務所が設計し、監理をするのですから、引渡しが終わった住宅で、万一構造体に問題があれば連帯責任を負うのが当たり前と考えています。今のところ、そういうことはありません。これからもそれが無いために第三者として直接施主から仕事の依頼を受け、施主のために設計監理をしているのです。

カナダでは、設計と工事が同一業者は許されませんが、日本の住宅とカナダの住宅の寿命などを比べて頂ければ、どちらが世界に誇れるかがおわかりになるでしょう。ミタス一級建築士事務所は工事をいたしません。住宅の質を本当の意味で上げるには、そういう設計事務所が日本にも必要だと考えているからです。
これは、依頼を受けた施主の味方になって設計と監理をするのですから、自社で設計と工事を行う大手ハウスメーカーの比ではない信頼性があると思います。それをご理解頂けない場合には、大手ハウスメーカーに頼む方が皆さんにとっても良い選択だと思います。ミタス一級建築士事務所にとっても、限られた時間の中で誠心誠意対応するためにも、仕事の甲斐がなければ、ご依頼は受けないことにしています。
   





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