勉強会のお知らせ   
      
      300年住宅を一緒に創りましょう!



300年住宅の工法研究と見学に長野県飯田市まで行ってきました!


なぜ300年住宅かというと、1982年に日本とアメリカが政府主導で、この共同プロジェクトを立ち上げましたが、そのときに日本建築学会が、これは理論上構造面での耐久性が300年あるから300年住宅だと宣伝したのです。

通常の鉄筋コンクリート造が同じ理論で65年〜100年と言われていますから、
実際に300年もつのかどうかと心配や議論をするより、耐久性が非常に良いのだな
ということだけは、おわかり頂けると思います。


昨年の大型台風の連発、温暖化による洪水や床上浸水の被害の多発に、
今のまま木造だけを追求していって、この水の災害を将来どうやって解決してば良いの
かという不安を覚えていました。

今年イタリアへ石造りの文化研究に行き、ダヴィンチの生家が500年前のものであることなどを目の当たりにして、石造りの文化の恐ろしいまでの耐久性、地震が少ないというヨーロッパのメリットをうらやましく思いました。


何とか地震にも強い石造りの家で、地震・台風・洪水・火災などのすべての災害に強く、
断熱性能も高い快適な家、健康面でも問題なく、コストも木造と同程度な住宅を日本で実現できないかと、夢のようなことを考えていました。

そんなときに、岡山の田辺さんという方からお便りを頂いたのです。
以前からの苦悩と渇望していた一連の流れからすると、何か強いご縁を感じました。
いつものように研究心がムクムクと湧き、期待、半信半疑、興味本位もありましたが、
私には、他をキャンセルしてでも行けば必ずそれ以上のものが得られるだろうという
確信を感じていました。

田辺さんは、最初に申し上げた日米プロジェクトが終わってからも研究されていて、
現在もなお改良しながら、この方法で約70棟を造り続けられた方でした。
阪神大震災でも、廻りは倒壊しても地震による被害なし、廻りの家が全焼して焼け野原になっている中でポツンと1棟残っていたのです。神戸市からも表彰されたと聞いています。

またそのため、神戸で建替えの依頼が殺到したのですが、工務店にとっては新しい知らない工法に手間を掛けてチャレンジするより、手っ取り早くできる工事依頼が直接殺到していたわけですから、かなり高い金額を要求され、断念されたのは残念なことです。
職人も不足していたのですから、法外な工事費を要求されるのは仕方がなかったかもしれません。

「長野の飯田市で、工事中の現場があるからよろしければご案内します。」との連絡を頂きました。
ご自身は岡山からそのためにお越しいただけるとのことでした。
私は大喜びで、ワクワクしながら名古屋で合流させて頂き、現場を拝見し、いろいろと
お話や疑問、質問をお聞きすることができました。

拝見したその家は外断熱、外壁は乾式の総タイル貼り、1階はすべて床暖でした。
漏水対策の良い解決策が見当たらず業界のほとんどが諦めていた問題点を追求し続け克服したでけでなく、外断熱と蓄熱を利用し、省エネルギーで非常に快適な温熱環境までを創り上げています。

またメンテナンスを少なくするために、すべての外壁に磁器タイルを簡単に引っ掛ける工法の開発など、数々の工夫を積み重ねられてきたことに頭が下がる思いで見聞させて頂きました。
田辺さんの魂を絞るような情熱と努力を感じることができ、敬意だけでなく涙が出る思いがしました。

ここまで工夫して試行錯誤されていれば、多方面、そして細かい点にうるさい私でも、
みなさんにお薦めできる住宅となっています。

内部は、「まるでお城のような家だ」と事前にコメントされていた方の感想を聞いていま
したが、写真よりも実際に見て頂ければなるほどと感じます。

私の設計は、戸建ては無垢材を使った在来軸組み工法木造中心で、地下室のあるときは地上の木造部分を2×4工法優先して設計していましたが、前述の天災は今後も続くことを考えるとこの田辺さんが追求している方法も併行して研究していくべきだと確信しました。

ハッキリ言いますと、この工法は、お住まいになる方に納得して頂ければ、手間を掛けても私が設計監理を行って、木造と同時に追及していきたい非常に魅力的な工法であり内容です。

ご希望の方は、お問い合わせ下さい。
多分、最初の物件は私も現場に張り付いたままでの設計監理になるでしょうから、
ちょっと大変ですが、それだけの労力を掛ける価値はありますし、楽しみでもあります。
私もさらに工夫するアイデアが湧いてきています。


この住宅のメリットは、

・耐久性はもちろん、地震や台風、洪水、火災にも非常に強い

・断熱性能、遮音性能は抜群である

・シックハウス、アレルギー、ダニ、ホコリの心配が少ない

・蓄熱容量が大きいためできるためエネルギーコストはわずかで、
 年中快適な温熱環境の全館コントロールを実現できる

・メンテナンスに費用がかからない

・子供の代どころか何代にもわたって住み継がれる家になる

・建設中も廃材は、ほとんど出ることがなく、環境にも優しい

・内容からするとコストパフォーマンスは抜群である

・何よりも、家の耐久性を考えなくて良いので、欧米のように住まいながらアップグレード
 していく楽しみがあり、私がいつも叫んでいる現代の日本住宅の耐久性の悪さに対する考え方を変えてくれるかもしれません。


デメリットは、

・一般の木造住宅と比べるとプランや設計上の制約を受けやすい

・デザイン、特に外観は単調になりやすい

・工事単価は、外断熱で外壁タイル張りということからも、木造より高くなる

・好き嫌いがある

しかし、これらのプランのデメリットにしても、だからこそ地震にも強いということの裏返しでもありますし、シンプルな方が300年もつなら良いでしょう… (^^;)


下の8枚の写真は、クリックすると大きくなります。外断熱・総タイル貼・1階はすべて床暖房です。


下の3枚は、同じコンセプトで別の工法の外断熱です。


田辺さんのホームページ゙も紹介しておきますので、確認してください。


ERM外断熱工法の家 推進協議会


木造だけでなく、この工法での設計監理依頼を募集します!

私と一緒に家創りを楽しみましょう! (^^)









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