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ミタスブログ

高台での基礎コンクリート打設

前回、コンクリート打設に関して、コメントしました。

時期としては、夏休み前、年末年始の休み前、コンクリートを打設完了していると

休み期間中が、そのままコンクリートの養生期間として使えます。

しかも鉄筋途中や鉄筋が敷かれた状態で休みに入ると、いろいろ心配なので、

コンクリート打設が完了していると、安心なのです。ホッとします。

今回の高台での現場は、2017年12月末にコンクリートの打設が終わりました。

解体や地盤の問題などが不透明だったので、工期に幅を持たせていましたが

基礎コンクリートの打設が年末で終わったことと上棟の日程もスムーズにいったので、

完成予定を1か月くらい早めることができそうです。

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▲コンクリートポンプ車の配管を継ぎ足して伸ばしています。

右の車は、コンクリート試験のための車です。

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▲階段の上から見ると、配管を伸ばしているのがわかりますね。

マンションなどは、足場に付けて垂直に上に配管を継ぎ足していきますので

この程度は、ノープロブレムです。

基礎コン現場試験01.jpg

▲このように、現場で生コンを採取してその場でできることは

その場で測定します。後は、持ち帰って、1週間後と4週間後に

このコンクリートを破壊して、指定の強度が出るかを調べます。

基礎耐圧版配筋180208.jpg

▲コンクリート打設前の基礎配筋です。

戸建て住宅なら、10秒くらい見渡せば、問題がありそうか無さそうかが

わかります。もちろん、その後、細かく確認していきます。

この現場では、スリーブ廻りと鉄筋とのかぶり厚の確保のために

1か所指摘をして、手直しをお願いしました。

 

コンクリート打設への思い

みなさんは、建物完成時のとき、
または上棟時に関心がいくと思いますし
そこにたどり着くと嬉しいですよね。
 
私もそうですが、それらと同じくらい
コンクリート打設に関しても
重要に思っていますし、思い入れがあるのです。
 
それに向かって緊張しますし、それが無事終わると
本当にホッとするのです。
また、打設のタイミングによっても、喜んだりします。
 
戸建ての住宅で、こんなに真剣にコンクリート打設を
考えてる設計事務所は、まずいないでしょう。
 
 
 
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これはどうしてかと考えてみました。
 
私の性格や仕事や建築に対する考え方もそうですが、
私が社会人になったときの最初の仕事の体験から来ているようです。
 
マンションなどの階数の多い
鉄骨鉄筋コンクリート造の場合や大型建築の場合、
毎回のコンクリート打設がいろんな意味で非常に重要となります。
 
全ての階までコンクリート打設が終わったときに
 
上棟だ~ということで、現場監督や設計事務所が一緒に
ぱあ~と街に出かけるわけです。
今は知りません。昔の話です。(笑)
 
それまでは、毎日が緊張の連続で、
そこで一度、お疲れ様ということで慰労するのです。
 
コンクリートを一度打設してしまうと、
やり直しというのは、余程のことがない限り
ほぼ無理です。
 
戸建ての基礎とは比べ物にならないくらい
多様な鉄筋の種類や間隔、決まり事がありますが、
 
鉄筋を正しく配筋して
型枠大工さんや、給排水工事の職人さん、電気の職人さんとで
ギリギリの工期の中で、現場で作業を調整しながら真剣な毎日が続きます。
 
例えば、翌日の朝からコンクリート打設予定の場合、
雨や気温などを気にしながら、ポンプ車や生コン車を何十台も予約します。
 
コンクリートの数量を多く依頼するとスムーズに行くのですが
余ったコンクリートの処分や費用が無駄になります。
 
少ないと、追加で頼んだ生コン車が来るまで
大勢の職人さんを待たせた状態となりますし
コールドジョイントの心配もしないといけません。
 
なおかつ、打設前日の午後の配筋検査に
工事期間がギリギリなのでぶっつけ本番でのぞむ、
手直しが出たら、帰りたがる鉄筋屋さんを引き止め
徹夜してでも手直ししなければなりません。
 
それでなくても、水道屋さんや電気屋さんは、
コンクリート打設前日は、ほぼ徹夜という
緊張感が、いつもみなぎっています。
 
とにかくコンクリートが全て打設できないと
サッシ取り付けも防水工事もできないので、
 
内部の仕上げに取り掛かることができません。
それまでは、雨に濡れても良い工事しかできないのです。
 
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コンクリートの打設が全て正しく終わるために
頑張っている、という感じです。
 
但し、人数をできるだけ少なくして原価を抑える、
工期を短くして経費を抑える
余計な工事原価が増えないよう、
本社から求められている中で、
 
品質をできるだけ良くしたいという
現場サイトの考えとの葛藤が起きます。
 
利益をあげる現場所長は出世していき
現場品質を重視して利益を出せない現場所長は
立場が弱くなっていきます。
 
ゼネコンで現場監督が最初の仕事だった私は
所長ではないので、
 
当然、利益のことより品質を優先させます。
大勢の職人たちと、現場で造り上げていくのに
短い工期で要領よく済ませるには、
 
現場監督の段取りや準備が必要で
その優劣で、仕事の品質も変わってくるのです。
 
そのための長時間残業、休日出勤、徹夜は、
毎日、目の前で造られている現場の中にいるので
全く苦にはなりませんでした。
 
そのおかげで、住宅建築の業界に入ってからは、年中無休24時間対応と
ユーザーの方には伝えて、ずっと行ってきました。
現在は、体力低下を感じるので、24時間とは言いません。(^^)ゞ
 
コンクリート打設は、何度も行いますが
鉄筋や配管が埋まって、打設ごとにその部分の手直しが
ほぼできなくなります。
 
そのため、毎回、毎回、コンクリート打設前になると
やり残したことはないか、何か忘れていないか、
正しい配筋になっているか、型枠の間違いはないか、
配管は正しいか、などと自問自答しながら
現場を駆け回るのです。
 
社会人一年生の最初の仕事をそういう思いで
繰り返してきたので、
 
戸建て住宅であっても、基礎コンクリート打設に関しては
非常に強い思い入れ感が、今でもあるのです。
 
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住宅業界に入っての最初の基礎コンクリート体験では
私にとっては、信じられないくらい、いい加減に感じてしまい
 
「こんなので許されるのか」という思いしかありませんでした。
 
当時から何十年の時を経て、住宅業界の基礎コンクリートのレベルは
随分あがってきたと思います。
 
住宅業界でもこちらが伝えたことやルールを、
現場監督や職人さんが理解できるようになってきました。
 
当初は、理解さえしてもらえなかったのです
 
逆に「そんなどうでも良いことを、さも重要なことのように議論するな」
と、最近でも基礎コンクリートでは常に感じていることもありますが、
 
どういう点に気を付けているか、実例でまた少しずつ
紹介していきたいと思います。
 
ということで、私のコンクリート打設への思いを述べてみました。
 
かなり前のブログで、真夏に仮設水道が間に合わず
スタッフとポリの貯水タンクを何個も買って
車に積んで水を運んで、コンクリート養生のために水を掛けていたのも
 
こういう思いから、コンクリートの品質を保つために
そうしないと気が済まないからなのです。
 
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クレーン車無しでの上棟

 

2018128182426.jpgのサムネイル画像

2018年1月に、高台での上棟を行いました。

2世帯住宅で木造2階建てです。

道路からは、8メートル上がっていますが、

敷地に建つと、道路側とは別の北側が

大変見晴らしが良いのです。

2日掛かっての上棟でしたが、上棟式も無事終わり順調に進んでいいます。

もう少し詳しく他のブログに書きました。

 

ミタス一級建築士事務所の専用ブログです

http://blog.goo.ne.jp/mitasu/d/20180128

 

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明らかな間違いに気付かないのは、

2017年10月25日(火)の朝のテレビで、

「日本の携帯が毎年550万台破棄され

そこに入っている金の量が165トンもある。」

という文字表示と説明があった。

車の信号で止まったときに見た文字表示で、

時間も短かったので、「えっ、そんなに入ってる?」と思って

運転しながら暗算で計算してみたが、やはり有り得ない数字だった。

見間違いか、聞き違いかなと帰宅してタイムシフトで確認してみると

やはり、そのようにコメントと表示をしていた。

有り得ないと思うのは、その数字が本当なら、

「携帯1台に含まれている金が30グラム」となってしまう。

破棄されていない携帯を含めると、世界中の金を

携帯だけに使っても間に合わないということになるだろう。

 

こんなコメントをわざわざするのは、建築の世界でも

「これは、明らかに間違っている」と構造で思うことがときどきあるからだ。

建築確認申請で、木造の筋交い計算書を添付していた時代があった。

図面に書かれた筋交いの少なさに、「これは有り得ない」と

計算書を見ると、途中で数字のゼロを一桁間違って多くしていた。

その計算で確認申請はOKとなっていた。

 

最近でも、依頼された耐震診断で確認申請を出してもらったら

同じようなことがあったが、

計算間違いというより、そもそも地震力や風圧に対して

建築物がどのようになっていなければならないか

という根本的で基本的な理屈をわかっていないゆえの間違いだった。

 

そういう理屈や理論をわかっていると、

ひとめ見ただけでおかしいと思う構造上の間違いなのだ。

建築確認申請書でチェックされて、それでOKが出てしまったのも残念だが

おかしいと思いながら確認しないと見落とすのかもしれない。

 

現在は、コンピューターを使っての計算が多く

理屈がわかっていなくてもインプットすれば答えがでてくる。

なおさら、理論がわかっていないと

とんでもない間違いを起こしていても気付かない。

ミタス一級建築士事務所でも、スタッフを全員集めて

私が何度か事務所で構造の勉強会を行ったことがあった。

「ここは、一番重要だから」と理由や数字の根拠を教えても

次回、質問しても覚えていなかったりする。

同じことを3回教えて、6人のうちの2人がやっと正解ということがあり

構造の勉強会を止めにしたことがある。

知らなくても作業はできるので、

構造に関しては、全て最終確認を私が行うようにしている。

そこに意識がない、気にしていない、興味がないと

無理に教えても頭に入っていかないからだと思うが

重要なことは、数字の根拠や理由、理論を知っておかないと

明らかにおかしい、ということでも疑問に思わないというのを、

怖く感じた。

 

無垢材床のお手入れ

ミタス一級建築士事務所では、
床材はいつも無垢材を標準として使用しています。
 
ユーザーの方に、お手入れについてお話をしていますが、
質問も受けますのでアップします。
 
通常の汚れ落としや部分的な保護に、専用クリーナーの
グラノス という商品があります。
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▲ グラノス という専用クリーナーで水で薄めて使います。
 
このグラノスは、ユーザーにお渡ししようと、
まとめて購入してストックしたままだったのを
思い出しました。(^^)v
 
無垢の3センチの床をミタス一級建築士事務所でよく使いますが、
その天然塗料の場合は、通常、ウッドライフという柑橘系の匂いのする
自然塗料です。
 
ウッドライフ をクリックしてください。
ここでみなさんも購入できるようです。
方法も掲載されています。
 
これでなくても良いのですが、
天然塗料で染み込むタイプの無垢材を使っている場合は、
お手入れにも天然塗料の床用ワックスを使ってください。
 
家具塗装のようにウレタンで膜が張っているものは
合成ワックスを使うことになります。
 
天然塗料は、ホームセンターでも各種売っていますし
ネットの通販でも購入できます。
 
一般的に天然植物オイル系が多いです。
 
有名なブランドでは、
 
オスモ、リボス、アウロなどです。
他メーカーでも構いません。
 
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▲リボスの例です。色はクリアだけでなく、
 種類があり選べます。
 
 
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▲オスモ 自然塗料の例
 
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私も以前はオスモを指定していましたが
最近の塗料指定はリボスです。
 
理由は、オスモは、車のワックスのように
粘着性があり、薄く伸ばすのに手間が掛かり大変だからです。
 
リボスは、さらっとした液体で、この方が塗りやすいからです。
くれぐれも、たくさん塗り過ぎないように伸ばしてください。
 
塗ったままで伸ばさないと、いつまで経っても乾きません。
 
無垢の床にワックスを塗るのは、
 
陽当りの良い床は、ワックスが蒸発して
無垢の木がカサカサになってくることがあります。
 
ひどくなるとひび割れもありえます。
イメージできますよね?
 
新築時には、一度塗ってあると、
すぐに再度塗ってもはじいてしまうので
ご自身で塗ってもあまり意味がありません。
 
少なくとも半年間は放置した方が良いです。
 
ご自身でもう一度塗ると、以前のワックスも奥に残っているので
陽当りの具合によりますが、かなり長くもつはずです。
 
その次は、木が乾いてきたと思ったら、
または汚れを付きにくくしたいと
思ったら、塗ってください。
 
ワックスが効いていると、汚れも付きにくく
水をこぼしても弾いてくれます。
 
まあ、無垢材の良さのひとつに、汚れが
あまり気にならない、というのがありますね。
 
また、裸足で歩いていると体の天然ワックスで
光沢と保護が出てくる、ということもあります。(^^)v
 
 

台風が来るときの現場対策

台風24号が、おおきくなって本州に上陸しそうです。

関東は、2017年10月23日の朝が心配です。

住宅工事中の現場状況によっては、心配になるので

先日、対策を現場監督にお願いしておきました。

足場のシートの折りたたみです。

台風の風圧で、足場が倒れて被害がでないようにしておきます。

もっと心配な現場状況のときももありますが、

現場はなくても、みなさんが外出時には充分注意しないと

危ない規模の台風ですので、注意してください。

他のブログにも記載しておきました。

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▲足場のシートをこのように折りたたみます。

この前は、ほこりや小さな物が飛ばないように

シートが広がった状態でした。

 

 

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▲もし、この状態で台風が来そうなら、

屋根などが飛んでいかないように

すべての金物をしっかり緊結させます。

 

外壁サイディングのシーリング材

外壁のサイディングは、シーリング材が痛んでくるので

防水性を維持するために、塗装をする前に打ち替えないといけません。
 
その材料の耐久性が良ければ良いほど維持費が少なくなります。
 
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現在、超高耐久シーリング材が発売されていますが、
 
みなさんが工事をするときは、新築、リフォームともに
 
サイディング材のシーリングは、
 
「オート化学」という専用メーカーの「オートイクシード」の
 
超高耐久シーリングをお勧めします。
 
私がいろいろ調べて確認した結果です。
 
別のブログにも、もう少しく詳しく書きましたので
 
興味があればご覧ください。

一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」ブログ

熊本大地震から学ぶ

熊本大地震後は、現地へ行く機会を失いましたが

たくさんの専門の書籍や話から確認できましたので、

ブログにアップしました。加えて、ミタス一級建築士事務所の取り組みも記載しました。

詳しくは、こちらです。

東松山市の家、完成

埼玉県東松山市で、住宅が完成しました。

 

こちらにアップ しておきました。