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建築工事中の台風被害の責任は?

2018年9月4日の台風21号は、残念ながら各地、とくに近畿地方で

かなりの被害が出てしまいました。お見舞い申し上げます。

建築工事中に台風が来てしまい、建物に被害にあった場合、責任はどうなるのか、ご存知でしょうか?

建売住宅などの売買契約の場合は、完成引き渡しまでは売り主の責任になります。

注文住宅などの請負契約の場合は、天災被害は発注者、すなわち建築主の責任となります。

ハウスメーカーや工務店の請負契約書には、そのように記載されているはずです。

契約書に何も書いていない工務店の場合は、結果的にそのように指摘してくるでしょう。

もっともなのですが、これではフェアではありません。

もし、今回の大阪で起こったビルの足場崩壊でも、建築主が責任を負うのでしょうか? 私のブログに、さんざん台風対策について書いてきました。

足場にシートやパネルが掛かったままなら、台風が直撃したら

倒壊して当然なのです。それでも建築主の責任になってしまう契約になっているのです。

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▲台風前の養生確認に現場へ

これでは全くダメなので、改善を大工さんと現場監督に手直し指示をしましました。

 

私が設計監理をし、工事業者と契約をして頂くときは、契約約款を書き直してもらうか、覚え書きを添付してもらいます。

契約書は、トラブルが無く進めば必要ないのです。

トラブルがあったときに必要になるので、そういうケースをすべて予想して

フェアになるように、すべて記載してもらっています。

 

ちなみにハウスメーカーの請負契約書は、トラブルがあった場合、

必ず建築主の皆さんが損をする契約事項が細かく記載されています。

 

契約前によく読んで理解し、書直しなどをリクエストすることは

契約前なら権利としてあるはずです。

もっとも、リクエストが通るかどうかは不明ですが、

交渉することは問題ありません。

 

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▲台風の翌朝、基礎にたまった水をかきだしてもらっています。

 

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