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アパートの界壁不良問題

2018年5月28日から報道されていますが、

間違った表現で報道されているので、正しい表現と説明をしておきます。

 
「界壁が天井に達していなかった」という報道がされていましたが、完全に間違った表現です。
建築を全く知らない人が、何も考えずに表記したのでしょう。
 
これでは、誰が見てもわかる壁が天井まで届いていない状態を示すのですから
有り得ませんね。お隣と壁越しに「こんにちは」となる状態ですから。
見落とされるわけがないでしょう。
 
正しくは、「小屋裏の界壁が屋根に達していなかった」となります。
天井までは達しているのです。見えない天井裏なのです。
 
2018529211117.jpg
▲職人さんが界壁の工事をしています。
ロックウールを入れています。
このあと、両面から石膏ボードを2重に張ります。
お隣との境となっている壁の上で、ここが無かったのですから、
お隣には天井裏を伝わって、火事の場合も、日常の音も
人も移動が可能ということになります。
 
13年間もの間に対象が15,000棟とのことです。(※後に、違反は200棟超と発表されました)
 
まだまだ他にも、他のメーカーや工務店でも、たくさん見逃されていると思いますし、
また、この問題だけでもないはずです。
別の大手ハウスメーカーの過去の似たような話も、再度掲示されたりしています。
 
職人さんが誰も知らなかった、
大手ハウスメーカーの現場監督が誰も知らなかったか意識が無かった、
検査を行った人も意識がないか知らなかった
 
という状態が続いていたのですから、レオパレスだけではないでしょう。
 
私が常々みなさんに伝えているのは、
 
「良い家を創るには、設計と同じくらい監理も重要だ」ということの意味が
こういうことなのです。
 
なかなか信じてもらえないのですが、大手ハウスメーカーでさえも、
現場監督が工事品質をチェックしていませんし、監理もしていません。
 
下請け任せ、職人任せなのです。
 
第三者検査があっても、こういうことはまだまだ氷山の一角でしかありません。
 
ミタス一級建築士事務所の 専用ブログ に界壁の説明を含めて載せておきました。
興味のある方はどうぞ。
 
 
 

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